ホークス森、3戦連続セーブで4連投覚悟も 「あ、明日は千賀か、全部いって…」
一時帰国のサファテに「彼も苦しいと思います」
■ソフトバンク 6-4 中日(交流戦・6日・ヤフオクドーム)
6日、ソフトバンクの守護神、森唯斗投手が9回を無失点に抑えて16セーブ目を挙げた。森は中日との3連戦で3連投し、3セーブをマークした。
森が走者を出しながらも2点のリードを守り切った。これで交流戦3試合で3セーブ。「行ける時にいきたいと準備していました。今日は同点でもいくつもりでしたが、勝てて良かったです」と森。
8回まで投げた大竹の3勝目をアシストしたが「前回(5月15日の西武戦)、大竹の時にやられているので…。どんな形でも(走者を)還さないという気持ちでいきました」という。実はその1戦の後、大竹が先発した5月29日のオリックス戦でもセーブを挙げているが、それだけ15日の西武戦での失敗が頭に残っていたのだろう。
3連投にも「身体が疲れてないと言えばウソになりますが、しっかりトレーニングもしているので。明日もいきますよ」と4連投も辞さない覚悟を見せた。しかし、その直後「あ、明日は千賀か。全部いってもらいましょう」と言って周囲を笑わせた。
また、サファテが一時帰国したことについて「(アメリカに)帰る前にヤフオクドームに来てくれたので少し話はしました。彼も苦しいと思いますが、僕は自分でできることをしっかりやるだけです」と語った。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)