大谷翔平&トラウトの勝負はどちらも危険! 米メディア「楽なことにはならない」
1点を追う8回2死一、二塁の場面でトラウト敬遠→大谷は押し出し四球を選ぶ
■エンゼルス 10-9 アスレチックス(日本時間6日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」で2試合連続スタメン出場。4回に今季初めての2試合連続ホームランとなる5号3ランを放つと、1点を追う8回には同点の押し出し四球を選び2安打、自身初の4打点をマークした。
8回にトラウトが敬遠され満塁で大谷との勝負を選択したアスレチックスの采配に米メディアは「さほど楽なことにはならい」と、すでに大谷がトラウト級の存在感を見せていることを伝えている。
「ヘンドリクスがトラウトを敬遠して、満塁。次の打者のオオタニとの対戦は、(トラウトと比べても)さほど楽なことにはならないだろう」
8回2死一、二塁の場面でトラウトが敬遠されると、スポーツライターのネイサン・バーンハート氏は自身のツイッターでこうツイートした。
この日、トラウトは3回に15号2ランを放つなどメジャーでは“天才打者”と評価される逸材だが、バーンハート氏は、アスレチックス大谷との勝負を選択してもアスレチックスが厳しい勝負を強いられることを伝えていた。また、大谷の後に「4番・プホルス」が控える状況に関して、MLB公式でアスレチックスの番記者を務めるマーティン・ガレゴス氏はこう記している。
「プホルスがネクストバッターズサークルで待機している状況で、オオタニと勝負は間違いなくしないだろう。そして、この文言は10年前だったら理にかなっていなかった」
史上3人目の2000打点&3000安打&600本塁打を達成した大打者・プホルスだが、すでにベテランの域に入っており新時代のスター候補・大谷の打撃を評価していた。
大谷はここまで24試合に出場し打率.250、5本塁打、20打点をマーク。直近では5戦3発と本来の打撃を取り戻しつつある。エンゼルスが誇る最強コンビ“トラウトタニ”は今後もライバルチームを悩ませる存在になりそうだ。
(Full-Count編集部)