フェンス破壊の“クレイジー守備” 息子のドラフト指名で再脚光「覚えているか?」
右翼フェンスを突き破り、大飛球を捕球しようとしたロドニー・マクレー
フェンスを突き破って捕球を試みた“豪快過ぎる”守備が再び脚光を浴びている。高校生のグラント・マクレー外野手をジャイアンツが今年のドラフトで3巡目(全体87位)で指名。父・ロドニー・マクレーが現役時代に見せたクレイジーな動画をMLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」が伝えている。
まずはロドニー・マクレ―が見せた衝撃のプレーを紹介。ホワイトソックスの傘下3Aバンクーバーに所属していたマクレーは1991年の5月27日のポートランド・ビーバーズとの試合で右翼手として出場。右翼への大飛球を追う全力で追うマクレーはフェンス手前になってもスピードを落とさず、ものすごい勢いで壁を突き破ってしまい捕球することができなかった。
「壁を突き破る野球選手のクレイジーな動画を覚えているか? 彼の息子が丁度ドラフトで指名されたんだ」
こう見出しを付け報じたのはMLB公式サイト「Cut4」だった。記事ではマクレーの息子、グラント・マクレーがジャイアントからドラフト指名を受けたことを言及し「1990年代にもし野球やTV番組を見ていれば、この動画をおそらく見たことがあるはずだ」と、往年の珍プレーを紹介している。
父マクレーはメジャーでの出場が通算67試合だっため「息子はメジャーリーグで(成績の面で)最終的に彼を凌ぐことになるかもしれない」と“父親越え”の可能性を伝え、最後は「彼はボールをキャッチする為に壁を突き破ったりするだろうか? それはおそらく『NO』だ」と締めくくっている。