3年48億でカブス加入のキンブレル ブランクに不安の声「7か月も…」
昨季開幕直後にカージナルスに加入したホランドが大苦戦した前例が…
記事では、今回のキンブレル同様に、スプリングトレーニングに参加せずに、開幕直後にカージナルスと契約したグレッグ・ホランド投手を前例に挙げる。2017年まで通算186セーブをマークしていた右腕だったが、カージナルスでは結果を残せず、32試合で0勝2敗2ホールド0セーブ、防御率7.92。8月に戦力外となり、ナショナルズへと移籍した。ナショナルズでは24試合で2勝0敗4ホールド3セーブ、防御率0.84と復調したものの、加入直後は苦戦した。
記事では、そのホランドのコメントも紹介。右腕はカージナルス移籍前後の日々を振り返り「悪夢だったよ。僕は準備できていると思ったんだけど、現実はそうじゃなかったね。練習している時の対戦相手が誰かなんて、大事なことではない。彼らはメジャーリーガーではないのだから。フィジカル面では、感覚は素晴らしかったんだ。けど、準備はできていなかったね」と振り返っている。
そのため、「USAトゥデー」は「もしカブスが利口なら、彼らはカージナルスの大失敗から学ぶことになるだろう。そして、最低でも数週間はマイナーで彼をプレーさせることになるだろう」と、数週間はマイナーで調整し、実戦登板を経ていくことが必要と指摘する
カブスは現在、34勝27敗でナ・リーグ中地区首位に立っている。「USAトゥデー」はカブスが再びチャンピオンシップを獲得するための「不可欠な要素」がキンブレルであると言及している。「キンブレル(獲得)に当初興味を示していた幾つかの球団は、今回の無所属期間が彼に対してどれほどの影響を与えるかに関して、懸念を示している」。果たして、メジャー最強守護神が、この“ブランク”を乗り越えられるだろうか。
(Full-Count編集部)