「お前が打つしかない」―西武外崎、3戦連発12号ソロ含む3安打3打点の大暴れ

西武・外崎修汰【写真:荒川祐史】
西武・外崎修汰【写真:荒川祐史】

決勝打8度はリーグトップも「もっと頑張らないと」

■西武 6-2 DeNA(交流戦・7日・横浜)

 西武の外崎修汰内野手が7日のDeNA戦(横浜)で3戦連発の12号ソロを含む3安打3打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

 外崎“らしい”バッティングでチームを勝利に導いた。2回には無死二塁で進塁打を意識した右方向への当たりがタイムリーになり、これが先制点となった。同点とされた直後の5回には2死から左中間スタンドへ勝ち越しの12号ソロを放り込むと、7回には1死一塁で2番・源田がバント失敗した後の嫌な流れを断ち切るように左翼線へツーベースを放ち今度はダメ押し点を演出した。

 相手先発の今永に対して「いいボールだなと思っていたし、自分にとっていいイメージはなかった」という外崎。それでも1打席目から強いスイングを心がけ、タイミングを合わせた。ベンチでは赤田打撃コーチに「今永に合っているのはトノだけだ。お前が打つしかない」と声をかけられた。外崎の先制タイムリーをきっかけに7回まで今永から5点を奪い、勝利を手繰り寄せた。

 外崎が決勝打を放つのは8度目で、リーグトップ。勝負強さが光るが「チャンスで回してもらえている。もっと頑張らないと」と気を引き締めていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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