同世代の大谷翔平とNBA渡邊雄太が初対面 活躍に刺激「もっと頑張らなきゃ」
渡邊がエンゼルスタジアムを訪問、大谷は「野球を楽しんでいる」
日本人として史上2人目のNBAプレーヤーとなったメンフィス・グリズリーズの渡邉雄太が7日(日本時間8日)、エンゼルスタジアムを訪れ、マリナーズ戦の前に同い年の大谷翔平投手と初対面した。
身長206センチと、193センチの大谷よりも背が高い渡邊。ただ、見学した大谷のフリー打撃に驚かされたようで「やっぱり打球の伸びというか、僕はそんなに野球が詳しいわけじゃないんですけど、見ててそのへんはちょっと違うのかなと感じました」と話した。
自身は2WAY契約でメンフィスでプレー。米国でスポーツ選手として成功する“秘訣”については「彼のプレーとかを見ていて、野球を楽しんでいるんだろうなと感じるんですけど、それは僕も同じで、バスケを心から楽しんでやっているので、好きなことを力にできる、そういう部分で成功にはつながっている分はあるんじゃないかなと思います」と明かした。
初対面ではあったものの、以前から連絡は取り合っており、この日も渡邊のために大谷がチケットを用意したという。共通の友人の競泳・瀬戸大也を通じて「今日もつなげてもらった」と渡辺。「凄くいい人なんだろうなというのはぱっと見て分かって、今日も忙しい中、チケットの用意してくれたので感謝しています」と話した上で、同い年として「やっぱり同い年でこれだけ凄い世界で活躍している彼の姿を見ていると、自分ももっと頑張らなきゃいけないなと思ってます」と大いに刺激を受けている様子。「今は2WAY契約という少し特殊な契約なので、来シーズンのうちに本契約をもらえればと思います」とさらなる飛躍を誓っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)