大谷、37スイングで8本柵越え 9日に菊池と初対決へ、監督が明言「出場する」
「3番・DH」で4戦連続スタメン、左腕からの初本塁打なるか
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の本拠地マリナーズ戦に「3番・DH」で4試合連続スタメン出場する。試合前には、フリー打撃で8本の柵越えを披露。ブラッド・オースマス監督は、菊池雄星投手が先発する8日(同9日)の同戦に大谷が出場することをあらためて明言した。
この日は投球練習は行わず、フリー打撃では37スイングで8本の柵越えを披露した大谷。今季ここまで25試合出場で打率.250、5本塁打、20打点。ホームランは全て右腕から放っており、相手先発マルコ・ゴンザレスから今季対左腕初本塁打を狙う。
さらに、マリナーズ戦は8日以降も菊池、ルブランと3連戦全てで左腕が先発予定で、柳賢振が先発する見込みの10日(同11)ドジャース戦まで左腕との対戦が続くエンゼルス。オースマス監督は「どこかで休む日がある。キクチの日かもね(周囲笑い)。キクチの登板は土曜日だね。(休む日は)土曜日かもしれない(周囲笑い)」とジョークを飛ばした後に「彼は土曜日に出場するよ。日曜日か月曜日に出場しないだろう」と菊池との対戦実現を明言した。
菊池が先発した先月30日(同31日)のシアトルでの対戦では大谷が出場しなかったため、対戦はならなかったが、メジャーでの“花巻東”対決がいよいよ実現する。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)