これはわざと? ダメ押し弾後の死球がベンチ総出の乱闘騒動に発展「何をしてる」
ダメ押し弾を献上→次打者の背中に死球→打者は投手を威嚇→ベンチ総出
■ロッキーズ 5-1 メッツ(日本時間8日・ニューヨーク)
7日(日本時間8日)にシティ・フィールドで行われたメッツ-ロッキーズ戦で乱闘騒動が起きた。MLB公式サイトは「金曜日の夜の騒動:クイーンズ(ニューヨーク市)でフラストレーション」と伝えている。
乱闘騒動はロッキーズ攻撃中の8回2死に起きた。マーフィーのダメ押し5号ソロでロッキーズ4点リードとなった直後。マウンドのギャニオンは打者のデズモンドの背中に91.5マイル(約147.2キロ)の直球を当ててしまった。デズモンドはマウンドに向かいながらギャニオンに叫ぶ。ギャニオンは故意でないことを強調したというが、両軍はベンチ総出となった。
マイク・ウィーターズ球審は故意ではないと判断。両ベンチに警告を出したが、退場者は出なかった。試合後、ギャニオンはMLB公式に「彼らの見方も理解できるけど、今日僕はストライクを投げられていなかった。あのツーシームは滑ったんだ。全くわざとではないよ」、「本塁打を2本打たれて、当てたんだ。良くは見えないね。でも、わざとではなかったんだ」と故意死球でないことを強調。デズモンドも「彼(ギャニオン)は『わざとではない』と言っていた。その時点で、僕は一塁に向かって歩き始めた。本当に大したことはなかった。僕は『何してるんだ?』と言ったよ」と語っている。