大谷らに3者連続被弾の菊池雄星、3戦連続KO MLB公式は「答えは見つからず」
最近3試合は防御率14.40「キクチにとっては地球上で最も幸せな場所ではなかった」
■エンゼルス 12-3 マリナーズ(日本時間9日・アナハイム)
マリナーズの菊池雄星投手は8日(日本時間9日)、敵地エンゼルス戦に先発。3回1/3を9安打、自己ワースト7失点(自責6)、79球でKOされた。メジャーで初対決した大谷翔平投手らに3者連続本塁打を浴びるなど、3試合連続でのKOで、今季4敗目(3勝)。ここ3試合で計29安打、18失点、6本塁打と火だるま状態の日本人左腕に対し、MLB公式サイトは「未だ答えは見つからず」「心配なトレンドが継続中」と不安視している。
すでに最下位に沈んだマリナーズで、菊池も炎上が続いている。4回にはラステラ、トラウト、そして、大谷に3者連続で被弾するなど、今季自己ワーストの7失点。MLB公式サイトでは「キクチは敗北で未だ答えを見つけられず」と特集した。
記事では「綺麗な夜空を花火が彩る。エンゼルスタジアムは土曜日の夜、まるでディズニーランドのようだった。しかし、ユウセイ・キクチにとっては地球上で最も幸せな場所ではなかった。花火はエンゼルスの3本のホームランによるものだ」と振り返っている。
チームは3-12で大敗。先発登板3試合連続で3回1/3しか持たず。3試合連続で負け投手となり、防御率は4.99と悪化した。
マリナーズは今オフに4年5600万ドル(約60億6000万円)で菊池を獲得。開幕5試合は2勝0敗で防御率1.95と好調だったが、ここ3試合の防御率は14.40まで膨れ上がっていると記事では報じている。
「キクチにとっては、心配なトレンドが継続中」と現状を不安視される日本人左腕。いきなり直面したこの苦境を脱出することができるか。
(Full-Count編集部)