大谷と今季4度目アベック弾、3者連発にトラウト笑顔「彼は僕の出塁を嬉しく思ってる」
メジャーNO1プレーヤーも満足「あの場面に関わることができて最高」
■エンゼルス 12-3 マリナーズ(日本時間9日・アナハイム)
8日(日本時間9日)の本拠地マリナーズ戦に「3番・DH」で出場し、5打数3安打2打点と今季2度目の猛打賞の活躍で12-3での大勝に貢献したエンゼルスの大谷翔平投手。花巻東高の先輩・菊池雄星投手とのメジャー初対決が実現したが、4回の第3打席では左中間への豪快6号ソロをマーク。ラステラ、トラウトに次ぐ3者連続弾となった。メジャーNO1プレーヤーのトラウトは「とてもクール」「最高」と振り返っている。
初回に3点を奪ったエンゼルスが2点を返され、1点差で迎えた4回。エンゼルス打線が菊池に襲いかかった。まずは先頭ラステラが初球の直球を右中間に運ぶ14号ソロ。続くトラウトは、1ボールから直球をレフトスタンドに運ぶ17号ソロを放った。さらに、大谷は初球のカーブを左中間へ叩き込む6号ソロ。エンゼルスの3者連続本塁打はカルフーン、トラウト、プホルスが記録した2016年9月3日のマリナーズ戦以来3年ぶりとなった。
12-3の大勝。試合後、トラウトは3者連続弾を「とてもクールだった。(球場も盛り上がりを見せて)あの場面に関わることができて最高だ」と笑顔で振り返った。
大谷とのアベック弾は早くも今季4度目。通算では8度目となった。この日は、大谷がダイヤモンドを一周した後、待ちかまえたトラウトに“ムキムキポーズ”を見せてから握手。最強2、3番コンビは相手にとって脅威となっている。
トラウトは、大谷と同じタイミングで結果を出せたことで、より楽しめたかと聞かれると「その通りだね。彼は僕が出塁することを嬉しく思っているんだ」と再び笑顔。今季、「トラウタニ弾」は何本飛び出すのだろうか。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)