広島緒方監督、連敗を止めた5回2失点の九里に及第点 「来週も頑張ってもらう」
九里は4月29日対ヤクルト戦以来の先発で5回2失点、今季2勝目を挙げる
■広島 3-2 ソフトバンク(交流戦・9日・マツダスタジアム)
広島は9日、本拠地でのソフトバンク戦を3-2で勝利し連敗を「3」でストップした。1点を追う4回に會澤のタイムリー、田中の犠飛で2点を奪い逆転に成功。投げては先発の九里が5回5安打2失点で2勝目を挙げた。試合後、緒方監督は「接戦をものにできたことはよかった。全員で粘り強く戦ってくれた」と語った。
チームは1点を勝ち越された直後の4回。ソフトバンク先発・松本から3連続四球を選び無死満塁のチャンスを得ると會澤の左前適時打、さらに続く田中が中犠飛を放ちこの回2点を奪い逆転に成功した。
先発の九里は2回に先取点、4回に一時、勝ち越されながらも5回5安打2失点で2勝目。緒方監督は「気持ちの部分で伝わってくるものがあったけど、ちょっと力が入りすぎがち」と一定の評価を下し「来週も頑張ってもらう」と、次戦も先発で起用する方針を明かした。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)