阪神原口が代打で劇的サヨナラ打、大腸がんから復帰5戦目 矢野監督は歓喜の抱擁
9回に代打で登場して劇的一打、甲子園は大歓声に
■阪神 4-3 日本ハム(交流戦・9日・甲子園)
阪神は9日、甲子園での日本ハム戦で劇的な勝利を飾った。同点の9回に代打・原口がサヨナラ打。大腸がんから復帰し、5戦目での大仕事に矢野監督も喜びを爆発させた。
2点を追いつき、同点で迎えた9回。2死二、三塁のチャンスを作ると、矢野監督はピッチャーの藤川の代打に原口を送った。すると、カウント1-1からの3球目、秋吉のスライダーを中前に運ぶサヨナラ打。その瞬間、甲子園は大歓声に包まれ、矢野監督は右手を突き上げてベンチから飛び出し、原口とがっちりと抱き合った。
大腸がんの手術を受けた原口は、今月4日に復帰したばかり。5試合目でのサヨナラ打となった。