これだけで乱闘に!? ユニホームかすめた投球でベンチ総出、3人が退場する事態に

ブレーブス対パイレーツ戦で乱闘が勃発【写真:Getty Images】
ブレーブス対パイレーツ戦で乱闘が勃発【写真:Getty Images】

内角高めの直球がユニホームをかすめる死球→投手と打者が睨み合い→ベンチ総出→3人退場

■ブレーブス 13-7 パイレーツ(日本時間11日・アトランタ)

 10日(日本時間11日)にサントラスト・パークで行われたブレーブス-パイレーツ戦で3人の退場者が出る乱闘騒動があった。

 ブレーブスが攻撃中の初回2死三塁。先発のマスグローブの初球、94マイル(約151キロ)直球はドナルドソンの内角高めをえぐった。ユニホームをかすめて死球となったが、ドナルドソンは厳しい内角攻めに我慢ならなかったようだ。15年MVP男はマウンド上の右腕へ何やら言葉を発して“威嚇”すると、マスグローブも帽子を脱いで“応戦”。ドナルドソンがマスグローブを守ろうとして間に入った捕手のディアスを押し返すと、グラウンドは一瞬にして火がついた。

 両軍ベンチの選手、首脳陣がグラウンドに飛び出す騒ぎとなり、ブレーブスはドナルドソン、パイレーツはマスグローブとハードル監督の計3人が退場処分を受けた。MLB公式サイトは「ドナルドソンは初球の94マイルの直球がユニホームをかすめたことが気に入らなかったようである。彼はマウンドを睨み、マスグローブと言葉を交わした。そして、パイレーツの捕手エリアス・ディアスがマスグローブを守ろうとし、ドナルドソンはディアスを押した。その後、選手たちから数回パンチが繰り出されたが、すぐに収まった」と伝えた。

【動画】ユニホームをかすめる死球→投手と打者が睨み合い→ベンチ総出→選手入り乱れてもみ合い…3人が退場処分となった乱闘劇の一部始終

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