日ハムは初回5得点で逃げ切り、上沢が7回2失点で5勝目 広島は野村が1回KO
初回に中田や王柏融の適時打で5得点、広島野村は初回だけで49球投げKO
■日本ハム 5-4 広島(交流戦・11日・札幌ドーム)
日本ハムは11日、本拠地・広島戦に5-4で勝利した。初回に一挙5点を奪う猛攻。先発・上沢が7回2失点(自責1)と好投すると、2番手ロドリゲスが2点を失ったものの、1点差で逃げ切った。上沢は今季5勝目(2敗)を挙げた。
1点を追う1回、日本ハムは1番・西川、2番・大田が広島野村にいきなり連打を浴びせると、近藤は四球で無死満塁。中田がレフトへの2点タイムリーを放ち、あっという間に逆転した。さらに、王柏融にもライトへの2点タイムリーが飛び出し4-1。2死となってから清水はライト前ヒットで2死一、三塁とし、中島のレフトへのタイムリーで5点目を奪った。
その後は追加点を奪えなかったものの、上沢が力投。2回に磯村に適時に二塁打を浴びたが、3回以降は無失点。6回はヒット2本で2死一、二塁とされたが、會澤を空振り三振。7回は3者連続空振り三振と圧巻の投球を見せ、ここでマウンドを降りた。
8回にロドリゲスがバティスタに2ランを浴びて1点差とされるも、1死一塁から宮西が登板して火消し。9回は石川直が3者凡退に抑えた。
広島は先発野村が1回49球を投じ、5失点でKOされる誤算。2番手以降の投手が好投し、打線も追い上げたが、及ばなかった。
(Full-Count編集部)