前田健太、8勝目お預け 初回大谷翔平の先制ソロ被弾から5失点
敵地エンゼルス戦で先発し、5回途中4四死球3安打5失点 防御率3.89に
■エンゼルス – ドジャース(日本時間12日・アナハイム)
ドジャースの前田健太投手は11日(日本時間12日)、今季8勝目をかけて敵地・エンゼルス戦で先発。初回に340日ぶり対決となった大谷に先制の右越え7号ソロを浴びるなど3安打5失点。制球に苦しみ、4回1/3で4四死球3安打5失点で降板し、8勝目はお預けとなった。
初回は先頭・ラステラをチェンジアップで遊飛、トラウトを見逃し三振に仕留めた。しかし、大谷への投球からリズムを崩した。フルカウントから甘く入ったスライダーを右越え弾とされると、カルフーンの死球、ルクロイの四球で一、二塁のピンチを招いた。グッドウィンに中前適時打を許すと、この日メジャー再昇格したボーアには中越え5号3ランを浴びた。
2回は制球に苦しみながらも立ち直った。2回は1死からラステラを四球で歩かせたが、トラウトを右飛、大谷をフルカウントからチェンジアップで空振り三振に仕留めた。3回は先頭・カルフーンに四球を与えたものの、後続を打ち取った。4回は先頭のトーバーを三ゴロ、レンヒーフォを三ゴロ、ラステラを一ゴロと3者凡退。5回先頭のトラウトを空振り三振に仕留めたところで降板。4回1/3で97球(ストライク58球)、4奪三振3四球1死球、3安打5失点だった。防御率3.89。
前田と大谷はエンゼルスタジアムで行われた昨年7月6日(同7日)に対戦。前田は空振り三振、遊飛の2打数無安打に抑えていた。登板前日に、前田は「(昨季から)変わった印象は特にないですね。楽しみですし、もちろんいい打者なので、抑えないといけない。頭を使わないといけないですし、あとは日本のメディアの人がたくさん書くと思うので。打たれたら大変なことになる」と意気込みを語っていたが、手痛い先制弾となってしまった。
(Full-Count編集部)