日ハムドラ1吉田輝、21世紀生まれの投手で初勝利 デビュー戦で快投「素直に嬉しい」
ウイニングボールは「本当に大切な1球。両親にプレゼントしたい」
■日本ハム 2-1 広島(交流戦・12日・札幌ドーム)
日本ハムのドラフト1位ルーキー・吉田輝星投手が12日、本拠地・広島戦でプロデビューし、5回1失点の好投でプロ初登板初先発初勝利を挙げた。高卒新人のプロ初登板初勝利は2015年の安楽(楽天)以来4年ぶりの快挙。試合後のヒーローインタビューでは開口一番で「率直に嬉しいです!」と笑顔を弾けさせた。
初々しく初勝利を喜んだ18歳右腕は「すごい応援の声がたくさん聞こえてきたので、すごい力になりました」とファンに感謝。「やっぱり1軍のマウンドは違うんだなと思いながらも、初回と2回をギリギリで抑えられたので、すごく楽しみながらマウンドに上がれたと思います」と話し、バティスタ、鈴木、西川とクリーンアップを3者凡退に抑えた3回については「あそこが一番気持ち入れて頑張りました」と振り返った。
ウイニングボールについては「本当に大切な1球になりました。両親にプレゼントしたいと思います」と吉田輝。2001年1月12日生まれ。21世紀生まれの投手として初勝利を掴んだ18歳右腕は、この先も白星を積み重ねていくことになりそうだ。
(Full-Count編集部)