大谷の走塁用グラブは「トランスフォーマー」!? 敵地TV注目で“大喜利”状態に…
敵地中継で話題を独占「バーベキューの手袋」「トランスフォーマー」
■エンゼルス 5-3 ドジャース(日本時間12日・アナハイム)
11日の本拠地ドジャース戦に「3番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打1打点で今季初盗塁も決める活躍を見せたエンゼルスの大谷翔平投手。初回の第1打席で前田健太から放った豪快な先制7号ソロが大きな話題となったが、敵地メディアは二刀流のスターを守るデカすぎるアイテムに注目。ロサンゼルスのテレビ中継は「まるでバーベキューの手袋だ」「トランスフォーマーじゃないか!」と“大喜利状態”だった。
この試合、初回に前田から衝撃的な弾丸ライナー弾を放った大谷は、7回2死では3番手右腕バエズから右前へ落とすヒットを放った。すると、ドジャース戦を中継する地元テレビ局「スポーツネットLA」では、一塁上の二刀流右腕の話題となった。
解説を務める首位打者2度の名手ノーマ・ガルシアパーラ氏は「先ほども話題になりましたが、エルボーのプロテクターがデカイですね。間違いなくトミー・ジョン手術を受けた影響でしょう」と指摘。同氏は、昨年メスを入れた右肘を保護する大谷の黒いプロテクターに注目したが、その後は真っ赤な走塁用のグラブが敵地メディアの話題を独占した。
実況が「まるでバーベキューの手袋のようだ! 走塁用のグラブは巨大です」と驚いた様子で語ると、ガルシアパーラ氏は「走塁用のグラブにもパッドが入っていますね」と言及。指や手の甲を保護するために分厚い保護パッドがつけられた特注グラブにも注目した。すると、実況は「アイスホッケーのグラブですよ」と指摘し、“大喜利状態”に突入。ガルシアパーラ氏の「守りは万全です」という返しに実況は「ハハハ。トランスフォーマーですよ」と米国でも人気を誇るロボット映画に喩えていた。
特注グラブの話題で盛り上がった敵地メディア。その直後に鮮やかに盗塁を成功させた大谷は、ドジャースメディアの話題も独占していた。
(Full-Count編集部)