中日松坂、2度目実戦登板は1失点好投 復帰後最長4イニング&62球で降板
3回先頭の岡崎にソロ本塁打を浴びるも、失点はこれだけ
中日の松坂大輔投手が14日、敵地・甲子園球場で行われたウエスタン・リーグ阪神戦で復帰後2度目の先発マウンドに上がった。復帰2戦目のマウンド。3回に岡崎にソロ本塁打を浴びたものの、4回を投げて4安打1失点と好投した。
初回、先頭の江越を遊飛に打ち取り、熊谷を空振り三振、板山を二飛に切り、3者凡退の立ち上がりを見せた松坂。2回は先頭の陽川を見逃し三振に。2死から伊藤隼に中前安打を許したが、ナバーロをチェンジアップで三振に仕留めた。
3回は先頭の岡崎に左中間スタンドへ飛び込むソロ本塁打を被弾。続く小幡には右前安打を浴びたが、江越を遊ゴロ併殺打、板山を投ゴロに打ち取った。4回は先頭の板山に四球を与え、続く陽川にには右前安打。無死一、二塁とされたが、中谷をカーブで三邪飛、伊藤隼を遊ゴロ、最後はナバーロを空振り三振に仕留めた。4回を投げて4安打1失点、4つの三振を奪った。最速は143キロだった。
2月のキャンプでファンに右腕を引っ張られた際に右肩に炎症を発症した松坂。5月28日のソフトバンク戦で実践復帰を果たし、2回をパーフェクトに封じた。当初は9日のオリックス戦で復帰2戦目のマウンドに上がる予定だったが、雨で中止となり、この日に登板が延期となっていた。
(Full-Count編集部)