大谷サイクル安打に名物実況ロハス氏も大興奮「今まさにサイクルを達成した!」
解説のグビザ氏は記念のボールを求める同僚の姿に「そのボールが彼らには必要」
■エンゼルス 5-3 レイズ(日本時間14日・タンパ)
エンゼルスの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、敵地レイズ戦で日本人メジャーリーガーとして初となるサイクル安打を達成した。初回にいきなり先制の3ランを放つと、第2打席で左中間を破る二塁打、第3打席でも三塁打を放って王手をかけ、7回の第4打席に中前安打。4打数4安打の大当たりで、エンゼルス史上7人目(8度目)の快挙を成し遂げた。
初回、いきなり迎えた無死一、二塁の絶好機で、左腕ヤーブローから左中間スタンドに弾丸ライナーで飛び込む3ランを放った大谷。第2打席には左中間を真っ二つに破る二塁打を放ち、第3打席の右翼線への三塁打でサイクル安打に王手。7回1死一塁の第4打席で中前へと弾き返して、快挙を達成した。
大谷のエンゼルス史上7人目の快挙に、ロサンゼルスでエンゼルス戦を中継しているテレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況&解説も大興奮。歓喜の様子で、快挙達成の様子をまくし立ててレポートした。
大谷が本塁打を打った際に発する「ビッグフライ!オオタニサン!」の“名台詞”で日本でも知られることとなった実況のビクター・ロハス氏。第4打席、大谷の打球が中前安打を放つと、その興奮は最高潮。「安打です!ショウヘイ・オオタニが今まさにサイクル安打を達成しました!」とロハス氏は絶叫した。
ベンチでチームメートが記念のボールを求める仕草を見せると、解説を務めるエンゼルスOBのマーク・グビザ氏が「彼らはそのボールを欲しがってますね。そのボールが彼らに必要なんです。日本人初のサイクル安打なのですから。ショウヘイ・オオタニ!」と興奮気味に振り返っていた。
(Full-Count編集部)