アウト?セーフ? 二塁ベース“消失”に両軍混乱 ファンも困惑「今まで見たことない」
ジャイアンツ・ピラーが二塁ベースへ滑り込んだ際にベースが外れるアクシデント
■ジャイアンツ 5-3 ブルワーズ(日本時間15日・サンフランシスコ)
ジャイアンツ-ブルワーズ戦で前代未聞の珍プレーだ。ジャイアンツのケビン・ピラー外野手が二塁ベースへ滑り込んだ際に、二塁ベースが外れるアクシデントが起き、両軍選手は騒然。アウト、セーフの判定すらも戸惑う珍事に、MLB公式ツイッターは「彼はベースから離れているからアウトだ」とコメントを付けて動画を紹介している。
ジャイアンツ攻撃中の7回無死一塁で起きた。一塁走者のピラーは左腕・クラウディオの一塁牽制した際に果敢に二塁へスタート。際どいタイミングで勢い良くスライディングした際にベースが外れてしまった。
タイミングはセーフだったが、ブルワーズ遊撃手のアルシアは慌ててピラーにタッチ。本来の位置にベースがなく、ピラーは両手を広げて審判にアピールした。この珍プレーにファンからは様々な意見が寄せられた。
「足がベースから離れたのならアウト。ベースが足から離れたのならセーフ」
「アウトだと思うけど……野球は面白いスポーツだね」
「リトルリーグで起こるようなことだ」
「彼はベースを蹴っ飛ばした」
「この場合のルールを知らない。毎日新しいことが学べる」
「今までに見たことがない。ワイルドだね」
「危険な状況に思える。このようなことは起こってはいけない!」
「足首を怪我しなくて良かったね」
「絶対にセーフ。彼がベースから離れたのではなく、ベースが彼から離れたんだ」
注目の判定はセーフ。その後ブルワーズ側はチャレンジしたが、判定は覆らなかった。試合はジャイアンツがブルワーズに5-3で競り勝った。