大谷翔平、左翼への9号3ランに元敵将も驚愕 「オオタニは本物です、皆さん!」
ブルージェイズのバック・マルティネス元監督が大谷の一発を称賛
■エンゼルス 10-5 ブルージェイズ(日本時間18日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地でのブルージェイズ戦に「3番・DH」で6試合連続でスタメン出場。第2打席で4試合ぶりとなる9号3ランを放った。ブルージェイズのバック・マルティネス元監督は「ショウヘイ・オオタニは本物です、皆さん!」と衝撃の一撃に脱帽している。
かつてブルージェイズを率いた監督もうなるしかなかった。3点リードで迎えた2回2死二、三塁で迎えた第2打席。右腕ジャクソンの初球の87.1マイル(約140キロ)のスライダーを大谷が完璧に捉えた。
左翼方向への豪快な9号3ラン。トロントで中継する敵地テレビ局「スポーツネット」で解説を務めているマルティネス元監督は脱帽した。
「オオタニは絶好調です。スタジアムのあの部分に打ち込みましたが、彼は引っ張る必要はないのです。彼は大柄で、力強い男です。外角のボールでしたが、あの場所を狙っていましたね。12試合で6本塁打。ショウヘイ・オオタニは本物です、皆さん」
反対方向の柵越えは完璧に狙い通りのスイングだったとマルティネス氏は分析した上で、トロントの野球ファンに昨季のア・リーグ新人王の実力はフロックではないと断言した。
「彼を食い止めるものはトミー・ジョン手術しかありません。彼は長期間離脱しましたが、今まさに打ちまくっています」
昨年10月に右肘靭帯再建の手術を受け、リハビリの影響で公式戦復帰は5月だった。躍動の大谷を妨げるものは手術以外にないと、元指揮官は分析していた。
(Full-Count編集部)