大谷翔平のファウルボールを巡るファン同士の心温まる光景に米感激 「すごく美しい」

ファウルボールを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ファウルボールを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷が放ったファウルボールを譲り合う地元ファンの光景が話題に

■エンゼルス 3-1 ブルージェイズ(日本時間19日・トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地ブルージェイズ戦に「3番・DH」でスタメン出場したが、3試合ぶりの無安打に終わった。快音は響かなかったが大谷のファウルボールを巡って、ファンの間で美しきドラマが誕生。MLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」ツイッターが動画を交え伝えている。

 大谷が三塁側スタンドへ放ったファウルボールを手にした少年は喜び、周囲のファンとハイタッチを繰り返した。その中には、日本ハム時代の大谷のユニホームを着用したファンの姿も。その後、席に着いた少年だったが、おもむろに席を立つと、その日ハムユニを着た男性ファンに、大谷のファウルボールを差し出したのだった。

 だが、この男性ファンは手を振り、ファウルボールを受け取るのを遠慮した。せっかく少年ファンがキャッチしたボールだっただけに、少年の思い出にと身を引いたのだろう。

「Cut4」公式ツイッターは「とても素晴らしい。少年がオオタニのファウルボールをキャッチし、オオタニの日本ハム時代のユニホームを着ている人を見つけ、ボールを差し出した。しかし、彼は少年にボールをキープさせた」とコメントを添え動画を公開。心温まる光景にファンも感激した様子だった。

「この少年のボールにサインしてあげて!」

「素晴らしい!」

「ご両親は誇らしいね!」

「ものすごく美しい」

「あのお父さんは正しい育て方をしたね」

「良い子!!!」

「なんてナイスな少年」

 ボールを奪い合う“醜い争い”ではなく地元ファンたちの“思いやり”は米国ファンの心を掴んだようだ。

(Full-Count編集部)

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