オズナがまた…“笑撃”珍プレーにファン呆れ顔「捕っていたらつまらなかった」
今年4月にはフェンスよじ登りキャッチ失敗、オズナがまた珍プレー
■マーリンズ 7-6 カージナルス(日本時間21日・セントルイス)
カージナルスのマルセル・オズナ外野手が20日(日本時間21日)の本拠地マーリンズ戦でまたも珍プレーを見せた。フェンス際へのフライに完全に追いついていたにもかかわらず、捕球できず。今季は4月にも“笑撃”の珍プレーを見せていただけに、ファンからは「もし捕っていたらつまらなかった」との声も上がった。
オズナの古巣マーリンズを本拠地に迎えた一戦。カージナルスの2点ビハインドで迎えた7回走者なしの場面でオズナの珍プレーが炸裂してしまった。グランダーソンの左中間への大飛球に完全に追いついていたものの、最後に気を抜いてしまったのか、打球は差し出したグラブに当たることなくグラウンドに落下。続くロハスのタイムリーでマーリンズは1点を追加。カージナルスにとっては痛恨の失点となった。
マーリンズ時代の2017年にはゴールドグラブ賞にも輝いているオズナだが、たまにとんてもない珍プレーを見せることでも知られている。今年4月9日(同10日)に行われた本拠地ドジャース戦では、ヘルナンデスが放ったレフトへの飛球を取ろうとフェンスをよじ登ったものの、打球は手前に落下。慌てて捕球しようとしたが、転倒して二塁打にしてしまった。かつてのチームメートで、オズナが師と仰ぐイチロー氏がマリナーズ時代に見せたようなスーパープレーを狙ったと思われるが、あえなく“失敗”。敵将のデーブ・ロバーツ監督が「この先10年は珍プレー集入りするだろう」と断言するほどの“笑撃”プレーだった。
それだけに、今回のプレーをMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公式ツイッターで紹介すると、ファンは呆れ顔だった。
「ナ・リーグ中地区で最低の左翼手」
「この男は2017年にゴールドグラブ賞を獲っているぞ」
「彼がもし打球を捕っていたら、つまらなかったね」
「素晴らしい努力だったね、オズナ! カーズ(カージナルスの愛称)はオフに彼と契約することになるよ」
「彼に何が起きちまったんだ」
「爆笑」
「君はクビだ」
カージナルスはこの試合、8回に同点に追いついたものの、延長11回の熱戦の末に敗戦。オズナはミス直後の7回に名誉挽回のタイムリーを放ったが、勝利に導くことはできなかった。