広島、痛恨逆転負け 9回に小園失策→フランスア逆転被弾 オリは吉田正が決勝弾
巨人が敗れるも首位獲りならず、會澤が一時勝ち越しのタイムリーも…
■オリックス 5-4 広島(交流戦・21日・マツダスタジアム)
広島は21日、本拠地オリックス戦に4-5で逆転負け。巨人が敗れたため、勝っていればセ・リーグ首位浮上だったが、9回にドラ1小園のエラーで走者を出すと、フランスアが吉田正に痛恨の逆転2ランを浴びた。
先発の山口は2回に中川に先制二塁打を浴びるも、打線はその裏にバティスタの犠飛で同点に追いつくと、3回には西川が勝ち越し2ラン。あっという間に試合をひっくり返した。
しかし、山口は4回に若月の併殺打の間に1失点。4回2失点でマウンドを降りると、6回には2イニング目の島内が1死二、三塁のピンチを招き、中村恭がマウンドへ。2死一、三塁となってから、若月に同点打を浴びた。
それでも、打線がすぐに取り返す。その裏の攻撃で先頭・鈴木がツーベースで出塁。松山は見逃し三振に倒れたものの、會澤が勝ち越しタイムリー。リードを奪った。
7回は中村恭が続投して無失点に抑えると、8回はレグナルトも無失点。9回には新守護神フランスアが登板した。ところが、1死から大城の遊ゴロを小園が一塁悪送球。すると、続く吉田正にフランスアが逆転2ランを浴びた。そのまま敗戦。痛恨の逆転負けとなった。
オリックスは主砲・吉田正の値千金の決勝弾で連敗を阻止した。
(Full-Count編集部)