プホルスの感動的な凱旋再び…2回第1打席前に地元ファン総立ち
8年ぶりに古巣の本拠地ブッシュ・スタジアムに凱旋した
■カージナルス – エンゼルス(日本時間23日・セントルイス)
エンゼルスのアルバート・プホルス内野手は22日(日本時間23日)、敵地・カージナルス戦で「5番・一塁」でスタメン出場。2回の第1打席前は地元ファン総立ちのスタンディングオーベーションで迎えられた。打席では遊ゴロに倒れた。
前夜に続く大歓迎だった。プホルスの名前がコールされると、元同僚の名捕手、モリーナはマウンドの方に歩き、ホームプレートを振り返った。そして、打席に入るプホルスの姿をジッと見つめ、観客が拍手を送るための時間を作る。プホルスがヘルメットを取って歓声に応えると、お互いの肩を叩いて捕手の位置へ。感動的なシーンに地元ファンも大盛り上がりだった。
プホルスは01年にカージナルスでメジャーデビューした。「打率3割、30本塁打、100打点」を10年連続で達成し、05、08、09年にMVPを受賞。2000年代の最強打者として06、11年のワールドシリーズ制覇に貢献した。12年からエンゼルスでプレーし、23日(同24日)までの3連戦は古巣の本拠地ブッシュ・スタジアムに8年ぶりに凱旋した。