プホルス凱旋アーチ! 2830日ぶりセントルイス弾に古巣ファン総立ち
8年ぶりに古巣の本拠地ブッシュ・スタジアムに凱旋、7回先頭で左越え13号ソロ
■カージナルス – エンゼルス(日本時間23日・セントルイス)
エンゼルスのアルバート・プホルス内野手は22日(日本時間23日)、敵地カージナルス戦で「5番・一塁」でスタメン出場。7回の第3打席で左越え13号ソロを放った。地元ファン総立ちのスタンディングオーベーション。8年ぶりの凱旋アーチに大興奮だった。
4点を追う7回先頭。2ボール1ストライクから、先発右腕ハドソンの甘く入ったシンカーを振り切った。6試合ぶりの左中間へ消える13号ソロ。古巣の本拠地ブッシュ・スタジアムではカージナルス時代の2011年9月22日メッツ戦以来2830日ぶりだ。
美しい放物線に古巣ファンは大興奮だ。敵軍主砲にもかかわらず、スタンディングオベーション。本塁生還後はトラウトとベンチ前でハグ。自軍ベンチへ戻った後も大歓声と拍手は鳴り止まず、大砲はもう1度ベンチ前に出てヘルメットを取って声援に応えた。前夜から毎打席前に大歓声を送られているが、感動的なシーンとなった。
プホルスは01年にカージナルスでメジャーデビューした。「打率3割、30本塁打、100打点」を10年連続で達成し、05、08、09年にMVPを受賞。2000年代の最強打者として06、11年のワールドシリーズ制覇に貢献した。12年からエンゼルスでプレーし、23日(同24日)までの3連戦で古巣の本拠地ブッシュ・スタジアムに8年ぶりに凱旋した。