大谷翔平の今季初代打安打で“命拾い”? Aロッドは敵軍左腕へ「本塁打でなくラッキー」
6回1死一、二塁で169キロ右前打「やりすぎないように打ちましたね」
■エンゼルス 6-4 カージナルス(日本時間24日・セントルイス)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・カージナルス戦の6回に代打で出場。右前打を放ち、4試合ぶり安打をマークした。代打では今季5打席目で初安打となった。米スポーツ局「ESPN」で全米中継されていたこの一戦で、解説を務めていた通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス元内野手は大谷のスイングを絶賛。「ホームランじゃなくて、ヒットでラッキー」と語り、相手の中継ぎ左腕ウェブにとって“命拾い”と分析した。
1点リードの6回1死一、二塁。投手のスカッグスの代打で登場した。2球目の高めに浮いた変化球を右前へ完璧に打ち返した。全米中継で解説を務めたAロッドも絶賛していた。
「ここで変化球でした。カウント0-1ならもっと良いボールを投げなければ。高めに浮いたチェンジアップです。ドンピシャです。ナイスな、タイトな、バッティングです。やりすぎないように打ちましたね。ホームランではなく、ヒットでラッキーでした」
失投を見逃さなかった大谷。力みを見せず、コンパクトに振り抜いたスイングを高く評価。打球速度105マイル(約169キロ)の弾丸ライナーで、ウェブにとっては3ランにならず、“命拾い”したとAロッドは分析した。首位打者1度、本塁打王5度、打点王2度受賞するなど、高い打撃技術を誇った名手も大谷のバッティングには一目置いていた。
(Full-Count編集部)