「球界からいなくなった方がいい」元巨人キャプラー監督退場、ファンは球審批判
キンガリーへの死球で警告試合、抗議でベンチを出たキャプラー監督に退場宣告
■フィリーズ 7-5 メッツ(日本時間26日・フィラデルフィア)
25日(日本時間26日)にフィラデルフィアで行われたフィリーズ対メッツ戦で、2005年には巨人に在籍したフィリーズのゲーブ・キャプラー監督が退場を宣告されるハプニングがあった。ファンは退場を宣告した球審のジョー・ウエスト審判員に対し「酷い」と批判を強めている。
指揮官が退場となったのは、6回のフィリーズの攻撃中だった。2死一塁で打席に立ったキンガリーは、メッツのウィルマー・フォント投手から左肩付近に死球を食らった。MLB公式サイトによると、球審のウエスト審判員は両チームに警告を宣告。両ベンチに出された警告に対して疑問を呈したキャプラー監督はベンチを出た。
キャプラー監督に対し、ベンチへ戻るように指示したウエスト審判員だったが、キャプラー監督が歩みを進めてくると、次の瞬間、退場を宣告した。突然の退場宣告にキャプラー監督は激昂。ウエスト審判員に駆け寄ると、猛烈な勢いでまくし立てて抗議を行った。
フィラデルフィアの地元メディア「NBCスポーツ・フィラデルフィア」が「ゲーブ・キャプラーは今週まで監督として退場したことがなかった。現在2度退場している」として、この模様を動画で公開すると、ファンは退場を宣告した球審のウエスト審判員に対して批判の矛先を向けた。
「ジョー・ウエストはいつも“自分に注目して”という審判だ! 呆れた!」
「ジョー・ウエストは間違いなく酷い。球界から早くいなくなった方がいい」
「投手が退場になるべきだった」
「警告!? 彼は明らかにキンガリーを狙っていた。おかしい」
「ゲーブが本当に間違ったことを言っていない限り、退場にする必要はない」
「ナンセンス」
この日1つ目の死球だったにも関わらず、突然の警告試合となり、さらにはキャプラー監督への退場宣告。ウエスト審判員に対してファンは不満を募らせている様子だった。