ダルビッシュ、粘投も2か月ぶり4敗目 先発10戦勝敗なしのMLB記録ストップ

今季4敗目を喫したカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
今季4敗目を喫したカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

本拠地ブレーブス戦で5回8奪三振5安打5失点

■ブレーブス 5-3 カブス(日本時間27日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は26日(日本時間27日)、今季3勝目をかけて本拠地・ブレーブス戦で先発した。初回、自らの暴投の間に先制点を許し、2回にはマッキャンに右越えソロを被弾。3回にはマーカキスに右中間3ランを浴びた。先発10戦連続勝敗なしのMLBタイ記録を作っていた右腕は5回92球で毎回8三振を奪ったが、2四球5安打5失点。4点ビハインドの場面で降板となった。チームは3-5で敗れ、4月20日の本拠地ダイヤモンドバックス戦以来の4敗目を喫した。

 初回、先頭のアクーニャJr.を四球で歩かせると、二盗と捕手・コントレラスの二塁送球エラーの間に三塁まで進まれた。1死後、フリーマンへの投球が暴投となり、先制を許した。2回1死からはマッキャンに右越え8号ソロを浴びた。

 3回、1死からフリーマンの左翼線二塁打、ドナルドソンの四球で一、二塁とすると、マーカキスに右中間へ7号3ランを被弾した。4回先頭・カマーゴを左飛に打ち取ったところで雨予報のため48分間の中断。その後も続投し、5回は3者凡退に抑えた。5回先頭で代打を出されて降板となった。

 味方打線は4回、コントレラスの左中間17号ソロで反撃すると、5回にブライアントの16号ソロ。6回には内野ゴロの間に1点を挙げて2点差まで迫っていたが、反撃は届かなかった。

 前回21日(同22日)の本拠地メッツ戦で先発したが、6回4安打4失点で勝敗は付かず。先発10試合連続勝敗なしは1977年のランディ・ラーチ(フィリーズ)以来42年ぶり。MLBタイ記録となっていたが、その記録もストップした。

(Full-Count編集部)

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