カブス加入のキンブレル、昇格即セーブ 通算セーブ数は334に伸びる
FAのまま開幕を迎え、6月になって3年約47億円でカブスに加入
■カブス 9-7 ブレーブス(日本時間28日・シカゴ)
FAのまま開幕を迎え、6月7日(日本時間8日)になってようやく3年総額4300万ドル(約47億3000万円)でカブスへの入団が決まったクレイグ・キンブレル投手。約3週間の調整期間を経て、27日(同28日)のブレーブス戦でついに今季初昇格を果たすと、いきなりクローザーとして起用されてセーブをマークした。
ブレーブス打線に先行されるも、シュワーバーとカラティニの本塁打など10安打で9得点を奪って試合をひっくり返したカブス。9-7と2点リードで迎えた9回、この日メジャー昇格を果たしたばかりのキンブレルが、抑えとして本拠地のファンからの大歓声と拍手の中でマウンドに上がった。
先頭のマッキャンを空振り三振、続くカマルゴを二ゴロに打ち取り、簡単に2アウトとしたキンブレル。アクーニャJr.に二塁打、さらにスワンソンに四球を与えて2死一、二塁のピンチを招いたものの、そこは百戦錬磨のクローザー。最後はフリーマンを一ゴロに打ち取って窮地を脱し、カブスでの初セーブをマークした。
昇格即セーブをマークし、通算セーブ数を334セーブに。開幕からなかなか去就が決まらず、不遇の日々を送ってきたキンブレルの2019年シーズンがようやく幕を開けた。