大谷、内角低めを完璧に 衝撃10号にエ軍OB驚嘆「どうやったらあのボールを…」
インローの難しいボールを完璧なホームランに「なんてスイング」「すごい力」
■エンゼルス 8-3 アスレチックス(日本時間28日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」でスタメン出場し、3回の第2打席で今季10号2ランを放った。日本人5人目となるデビュー2年連続2桁本塁打。メジャー通算132勝のエンゼルスOBは「ショウヘイ・オオタニ! すごい力だ!」と脱帽している。
圧巻の一撃だった。1点リードで迎えた3回1死一塁での第2打席。1ボール1ストライクから相手左腕アンダーソンの3球目、大谷が内角低めの難しいボールを捉えた。強烈な当たりがセンターやや左のフェンスを越える。打球速度105マイル(約170キロ)、飛距離406フィート(約123.7メートル)のアーチ。衝撃のバットコントロールで10号2ランを叩き込んだ。
豪快な一発に興奮を隠せなかったのは、地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」の解説でエンゼルスOBの元投手、マーク・グビザ氏だった。
「どうやったらあのボールを柵越えできるのか、私にはわかりません。低めのファストボールでしたが、センターに打ってしまいましたよ。ショウヘイ・オオタニ! これで2桁本塁打。今季10本塁打、33打点です」
インローの難しいボールを完璧なホームランにしてしまった大谷に、グビザ氏は驚きを隠しきれなかった。
「コースは内角低め。なんてスイングだ、ショウヘイ・オオタニ!」
アンダーソンの入魂の一投を軽々と攻略してしまった大谷のスイングとパワーにグビザ氏は驚嘆していた。
(Full-Count編集部)