大谷翔平、約177キロの弾丸二塁打に米名物解説も興奮「彼は狙っていた」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

実況のロハス氏も興奮「オオタニが1試合3安打だ!」

■アスレチックス 7-2 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」で4試合連続でスタメン出場し、今季5度目の猛打賞とした。8回の第4打席で右中間を破る二塁打を放つと、地元中継局の名物実況ビクター・ロハス氏は「オオタニが1試合3安打だ!」と一気にテンションを上げていた。

 孤軍奮闘だった。第2打席で右前安打、第3打席で三塁内野安打を放ち、2安打としていた大谷。1-7とリードされて迎えた8回の第4打席、左キラーの左腕ブクターと対峙すると、フルカウントからの6球目のファストボールを完璧に捉えた。110マイル(約177キロ)の弾丸ライナーは右中間を真っ二つに破り、二塁打となった。

 この一打に、地元ロサンゼルスで試合を中継したテレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況ビクター・ロハス氏は「右中間に飛ばした。ヒットです。打球はフェンスに到達します。ショウヘイは二塁に向かいます。オオタニが1試合3安打だ!」とシャウト。見せ場のないエンゼルスで孤軍奮闘の大谷の猛打賞にテンションを上げていた。

 一打が出る直前に「ファストボールが来るでしょう」と予言していた解説のメジャー通算132勝のマーク・グビザ元投手は「彼はファストボールを狙っていました。右中間に放ちました。これでショウヘイは今季二塁打6本目です。左腕相手に時速110マイルの打球だ、ショウヘイ・オオタニ!」と声を弾ませた。左キラーの速球を狙いすました大谷の時速177キロの弾丸ライナーに興奮気味だった。

(Full-Count編集部)

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