田中将大最短KO、歴史的一戦で30年ぶりの珍記録 両チーム初回6得点は1989年以来

「ロンドンシリーズ」でレッドソックス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
「ロンドンシリーズ」でレッドソックス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

MLB公式サイトも「ここ30年間、このような初回は見たことがない」と言及

■ヤンキース 17-13 Rソックス(日本時間30日・ロンドン)

 ヤンキースの田中将大投手は29日(日本時間30日)、英国ロンドンで行われたレッドソックス戦に先発。自身メジャー最短となる2/3回、4安打6失点(1被弾)でKO。MLBの長い歴史の中でも史上初の欧州開催という歴史的一戦は17-13でヤンキースが勝利。壮絶な乱打戦にMLB公式は「ここ30年間、このような初回は見たことがない」と伝えた。

 Rソックスの先発ポーセロが1/3回、5安打6失点で降板すると、田中も3ランを被弾するなど2/3回、4安打6失点でKO。初回に両チームが6点を奪い合う壮絶な打撃戦となった1戦をMLB公式サイトは「ここ30年間、このような初回は見たことがない」と見出しを付け報じた。

 記事では米スポーツデータ分析会社「エリアス・スポーツ・ビューロー」のデータを引用し「レッドソックスとヤンキースのライバル関係の歴史上で、両軍が初回に共に6得点したのは初めてのことだ」と紹介。また、1試合で両チームが初回に6得点以上を挙げるのは1989年6月23日のブルージェイズ対アスレチックス戦以来、30年ぶりだったことも言及している。

(Full-Count編集部)

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