西武辻監督、大勝にもヒヤヒヤ「中盤押されっぱなしでギリギリ」
先発の松本航は5回10安打3失点で4勝目
■西武 11-3 オリックス(30日・メットライフ)
西武は30日、オリックス戦(メットライフ)に11-3で大勝し、交流戦明け最初のカードを勝ち越しで終えた。
先発・松本航が10安打を浴びながらも5回3失点と粘って4勝目。打線は2点を追う3回に外崎の適時打などで同点に追いつくと、4回には源田の勝ち越し適時打が飛び出しリードを奪った。7回には無死満塁から中村が走者一掃となるタイムリー、8回にも外崎と森にそれぞれ一発が飛び出し、効果的に得点を重ねた。対するオリックスは今季最多16安打を放ちながらも3得点のみと、決定機を逃した。
試合後、辻監督は、毎回のように走者を背負っての投球になった先発・松本航について「投げ始めは今日はいい感じだと思った。バランスもよかった。ただ、セットになってからが課題だね」と話した。チームはこれでカード勝ち越しを決めたが、指揮官は「今日も苦しかった。中盤押されっぱなしでギリギリのところでした」と冷や汗をぬぐった。