大谷翔平、今季19度目マルチ バット粉砕中前打をエ軍OB絶賛「十分に力強い」

敵地でのレンジャーズ戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
敵地でのレンジャーズ戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

第2打席はバットを折りながらも153キロの直球を中前に運び、今季19度目のマルチ

■レンジャーズ 9-3 エンゼルス(日本時間5日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地レンジャーズ戦に「3番・DH」で2試合連続スタメン出場。5打数2安打と今季19度目のマルチ安打を記録したが、チームは3-9で敗れ、連勝は2で止まった。第2打席でバットを折りながら放った中前打にメジャー通算132勝のエンゼルスOBは「十分に力強い」と称賛した。

 大谷は初回の第1打席で相手先発リンの外角ボール球のツーシームを打ち、“大谷シフト”で大きく空いた三塁線を抜く左前打を放つと、3回の第2打席でも95マイル(約153キロ)の直球を打ち、バットを真っ二つに折りながらもセンター前に運ぶヒットで今季19度目のマルチ安打をマークした。

 この日の試合を中継した地元TV局「FOXスポーツ・ウエスト」の実況は「バットが、ハハッ、折れました。逆方向に打ちました」と強引に持っていった中前打に思わず笑いが出る程だった。

 解説者を務めたエ軍OBのマーク・グビザ氏も「ショウヘイ・オオタニがDHとしてスタメンに入った試合、このチームはどれほど良いプレーをしていることか。43試合で25勝18敗です」と、大谷がスタメン出場なら大きく勝ち越しているデータを紹介し「バットが折れましたが、それでも十分に力強いです」と称賛していた。

(Full-Count編集部)

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