大谷、前半戦最後の10戦で5本塁打 1か月遅れで“開幕”も松井秀喜超えの可能性
前半戦と同じペースなら後半戦17本塁打、松井秀喜氏が持つシーズン最多本塁打記録は31本
また、今季は2番・トラウトの後に3番・大谷を固定しているが、この試合で2人のアベック弾は早くも今季7度目に。トラウトは球団記録の前半戦29本という圧巻のペースでホームランを量産している。トラウトの後ろに大谷が控える打線は、まさに相手にとっては脅威だ。
5月7日(同8日)の敵地タイガース戦で復帰し、前半戦は53試合出場で打率.303、14本塁打、38打点、OPS(出塁率+長打率).924でフィニッシュした大谷。5月は安定しない時期もあったが、6月に入ってからは圧巻のパフォーマンスを見せた。今季就任したブラッド・オースマス監督からも「間違いなく現在球界で最高の打者の一人」と絶賛されたが、後半戦はどんな打撃を見せ、最終的にどんな成績を残すのか。
復帰後、エンゼルスは57試合(大谷は4試合欠場)を消化し、大谷は14本塁打を放った。同じペースで後半戦の71試合もホームランを量産すれば、17本を打つ計算になる。開幕から1か月以上出遅れたにもかかわらず、松井秀喜氏が2004年にマークしたシーズン日本人最多記録の31本塁打に並ぶ。6月以降のペースならば、これを上回る。「打者・大谷」の進化が止まらない。
(Full-Count編集部)