HR競争Vのアロンソ、優勝賞金1億円超の一部を寄付「命を危険にさらして…」
賞金の5%を負傷兵士プロジェクト、さらに5%をスティーブン・シラー・トンネル・トゥ・タワーズ基金に寄付
第90回MLBオールスターのホームランダービーが8日(日本時間9日)、インディアンスの本拠地クリーブランドのプログレッシブ・フィールドで行われ、メッツの新人ピート・アロンソ内野手が優勝した。獲得した優勝賞金100万ドル(約1億900万円)の10%を負傷兵士プロジェクトなどに寄付することを明かした。MLB公式サイトが伝えている。
史上3人目のルーキー優勝を果たしたアロンソ。ゲレーロJr.とのルーキー対決となった決勝戦は23本塁打を放ちホームランダービーの頂点に立った。
MLB公式サイトは「ホッキョクグマ(ニックネーム)のピート! アロンソがホームランダービーで優勝」と見出しを付けアロンソのルーキー優勝を伝えた。記事では激戦を制したアロンソが「楽しかった。この先ずっと覚えているだろう。僕にとって大きなことだよ。ただとても嬉しい。とても興奮している。賞金の一部を寄付できることも嬉しい」と語ったコメントを紹介。
賞金100万ドル(約1億900万円)の5%を負傷兵士プロジェクト、さらに5%をスティーブン・シラー・トンネル・トゥ・タワーズ基金に寄付するという。スティーブン・シラー氏は9・11の事件当日に多くの人命を救うために命を捧げたニューヨーク市の消防士だ。
アロンソは寄付を決めた理由について「毎日自分の命を危険にさらして仕事をしている方を尊敬します。毎日国内外で自分を犠牲にして僕たちの安全を守ってくれている方たちがいるんです」と語っていた。
(Full-Count編集部)