柳賢振の球宴先発は「彼の国にとって大きい」 韓国人初の大役に監督も期待
ロバーツ監督が愛弟子を称賛「彼は安定感の縮図のようなもの」
クリーブランドで9日(日本時間10日)に行われるMLBオールスター戦の前日会見が8日(同9日)に行われ、ナ・リーグを率いるドジャースのデーブ・ロバーツ監督が韓国人史上初の先発を務める柳賢振投手に期待を寄せた。1995年の野茂英雄投手(ドジャース)以来となるアジア人投手2度目の偉業となるが、指揮官は「韓国人史上初のオールスター戦先発は彼のみならず、彼の国にとって大きなこと」と話した。
柳は今季17試合に先発し、10勝2敗、防御率1.73と大活躍。防御率はリーグトップで、唯一の1点台になっている。
クリーブランド市内のコンベンションセンターで行われた記者会見で、ロバーツ監督はナ・リーグの先発メンバーを発表。同席した愛弟子の柳に期待を寄せた。
「これは大きなことだ。彼のみならず、彼の国にとってもね」
韓国人史上初となる球宴初先発。野茂氏に続く、アジア人2度目の大役を果たす左腕について、指揮官は「彼は安定感の縮図のようなもの。ナ・リーグ最高の投手で、私にとっては考えるまでもない選択だ」と称賛の声を重ねていた。
(Full-Count編集部)