ヤ軍選手にクリーブランドの恨み!? 田中将大、初の球宴登板の前にブーイング浴びる
プレーオフでは2017年にインディアンス相手に好投、まさかの“リベンジ”
■ア・リーグ – ナ・リーグ(日本時間10日・クリーブランド)
ヤンキースの田中将大投手は9日(日本時間10日)、インディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドで行われたメジャーリーグのオールスター戦で、クリーブランドの“恨みの洗礼”を受けた。
試合前の選手紹介。電光掲示板で「Masahiro Tanaka」の名前が映し出され、アナウンサーのコールとともに画面に大写しになると、スタンドには巨大なブーイングが鳴り響いた。苦笑気味の田中のみならず、ア・リーグで覇権を争うピンストライプの名門のスター軍団は、超満員のブーイングの罵声の標的になった。
田中は2017年のア・リーグ地区シリーズで、インディアンス相手に7回3安打7奪三振無失点と圧巻のピッチングを見せ、逆転でのリーグチャンピオンシップ決定戦進出に貢献。インディアンスファンに悪夢を植え付けた過去もあったが、ブーイングで“リベンジ”を受けた格好だ。
2017年に世界一に輝いたアストロズや、2016年のワールドシリーズでインディアンスが敗れたカブスの選手にも罵声が浴びせられる中、地元インディアンス組とエンゼルスの天才マイク・トラウト外野手には割れんばかりの大歓声が巻き起こった。
(Full-Count編集部)