5回途中に緊急降板の鷹・和田「申し訳ない」 下半身の張りは軽症を強調
5回2死一、二塁で外崎に2球目を投じたところで降板
■西武 7-3 ソフトバンク(10日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの和田毅投手がアクシデントにより緊急降板した。10日、本拠地ヤフオクドームでの西武戦。先発した左腕だったが5回2死一、二塁で外崎に2球目を投じたところで、マウンドを降りた。
4回まで西武打線を無失点に封じていた左腕が突如、崩れた。先頭の岡田に左翼ポール際のホームランテラス席へソロを浴びると、1死から木村にもソロを浴びて同点に追いつかれた。さらに、秋山に四球、そして源田に左翼線への安打を許した。
既に、この時点で下半身に張りを感じていた。続く外崎へ1ストライクから2球目を投じたところで左足の付け根を気にする仕草が。ベンチから倉野信次投手コーチとトレーナーが飛び出し、治療のためにベンチへ下がると、そのまま途中降板となった。
2番手でマウンドに上がった田中正義が外崎に右翼フェンス直撃の2点適時三塁打を浴びて勝ち越された。和田は4回2/3を投げて、4安打4失点で敗戦投手となった。
和田は試合後「マウンドに上がっている以上は関係ない。ああいう形で渡してしまって申し訳ない。自分としては投げたかったんですが、やめておこうとなった」と語り、突然の降板を謝罪。脚の張りについては「(今後の登板に影響するとは)自分では思ってないし、そういう感じもしていない」と軽症であることを強調していた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)