大谷翔平の二刀流継続は「米球界に大きな価値」 米敏腕記者は打者専念に否定的

「野球界にとってはオオタニが二刀流に挑戦し続けてくれることが、より大きな価値がある」

「あれは完全に自分が間違っていたんだよ」と自ら切り出すほど心の傷となっている様子の名物コラムニストは、現時点での“打者専念論”には否定的だ。

「現時点ではわからない。彼が二刀流を1シーズンやり抜いたところで、初めてどんな影響が出るのか、わかると思う。身体的な負担や打席数の問題などね。将来的にどちらかの道を選ぶということはあるのかもしれない。でも、野球界にとってはオオタニが二刀流に挑戦し続けてくれることが、より大きな価値があるんだ。投打、どちらかに特化するよりもね」

 メジャーではベーブ・ルース以来、100年ぶりの二刀流として活躍し、新人王にも選出された大谷。先発投手との兼務となれば、打席数は自然と減少し、チームの得点力に大きな影響を及ぼす可能性もある。身体的な負担も増えるかもしれないが、二刀流への挑戦は大谷のみならず、メジャーリーグにとって大きな価値があるとまで言い切った。

「オオタニは底が知れない。人々の想像を超えている。これからもどこまでできるのか見てみたんだ」

 野球ファンのロマンを体現する大谷。2020年シーズンに再始動となる「二刀流」の躍動に思いを馳せている様子だった。

(Full-Count編集部)

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