大谷翔平、快足生かし盗塁決めるも9戦ぶり無安打 エ軍2連勝でスカッグスの誕生日飾る
大谷は1、2打席目は三振、3打席目は中飛に終わる
■エンゼルス 9-2 マリナーズ(日本時間14日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地でのマリナーズ戦に「3番・DH」で7試合連続でスタメン出場し、3打数無安打1四球で連続試合安打は8でストップした。第1打席、第2打席と空振り三振に倒れ、第3打席は中飛。7回の第4打席は四球を選び、9試合ぶりのノーヒットとなった。エンゼルスは2試合連続で打線が爆発。急逝したタイラー・スカッグス投手の誕生日を白星で飾り2連勝、貯金1とした。
この日のマリナーズの先発は元西武の左腕ウェイド・ルブラン投手。大谷にとってメジャー移籍後、8打数無安打6三振と抑え込まれていた“天敵”だった。この日も苦手左腕の前に第1打席空振り三振、第2打席でも空振り三振に倒れて2打席連続三振。4回2死満塁で迎えた第3打席は中飛に倒れ、ルブランとは通算11打席で8三振、いまだノーヒットとなった。
7回の第4打席は4番手の右腕マッケイと対戦。フルカウントから内角低めのボールを見切って四球を選んで9試合連続で出塁。2死となってからシモンズの2球目でスタートを切り、今季5個目の盗塁を成功させると、プホルスの14号3ランで生還した。この日の大谷は3打席無安打2三振1四球。打率は3割を切り、.298となった。
エンゼルスは2回にプホルスの適時打で先制すると、カルフーンが20号ソロ。3回にはトラウトが3戦連発の30号2ランを放つなどリードを拡大。7回にはプホルスの3ランでダメを押した。先発のハーベイが6回途中1失点と好投すると、投手陣がリードを守り抜いた。前日、スカッグスの追悼試合を継投でのノーヒットノーランで飾ったエンゼルス。そのスカッグスの誕生日だったこの日も勝利で飾って2連勝とし、貯金を1とした。
(Full-Count編集部)