米独立リーグで史上初の一盗成功も… ファンは大反対「これは酷いアイデア」
米独立リーグ「アトランティック・リーグ」で史上初の一盗成功も…
大リーグ機構(MLB)が今年2月に業務提携契約を結んだ米独立リーグ「アトランティック・リーグ」は今季後半戦から一塁盗塁ルールを導入した。そして実際に13日(日本時間14日)に行われた試合で史上初の“一盗”が起こった。球団は歴史的瞬間の動画を公開したがファンからは否定的な意見が上がっている。
振り逃げ時だけでなく、どのカウントでも捕手が後逸した場合に一塁に走ることができる一塁盗塁ルール。13日(同14日)に米メリーランド州で行われたサザン・メリーランド・ブルー・クラブズ対ランカスター・バーンストーマーズ戦の6回に打者のトニー・トーマスは新ルールを生かし一盗を成功させた。
サザン・メリーランド・ブルークラブス公式ツイッターは「球界史上初めて、アトランティック・リーグとMLBの協定によってもたらされたルール変更で、一塁への盗塁を選手が決めた」とコメントを添え動画を公開した。
「今まで見た中で最も愚かなことだったよ」
「おい、ロブ・マンフレッド」
「あらゆる新ルールに対してアトランティック・リーグが自身を実験台にするだなんて、信じられない」
「これは盗塁ではない。ワイルドピッチで進塁しただけだ」
「これは酷いアイデアだな」
野球の根底を揺るがす可能性もある新ルールにファンは大反対している様子。コメント欄のほとんどが一盗ルールを批判する内容となっている。ロボット審判、一盗を導入し様々な可能性を探しているMLB。ファンを納得させるにはまだまだ時間がかかりそうだ。
(Full-Count編集部)