田中将大70勝を華麗にアシスト! ヤ軍27歳の決勝神走塁にファン驚嘆「猫みたい」
同点の5回2死一、三塁で暴投の間に華麗な身のこなしで捕手のタッチをかいくぐって生還した
■ヤンキース 4-2 ブルージェイズ(日本時間15日・ニューヨーク)
ヤンキースのジオバニー・ウルシェラ内野手が15日(日本時間16日)、本拠地のブルージェイズ戦で相手捕手を欺く好走塁を見せた。同点の5回2死一、三塁、ジャッジの打席で暴投の間に三塁から本塁へ突入。華麗な身のこなしでタッチをくぐり抜けて勝ち越し生還した。
勝ち越し点には厳しいタイミングだった。ストローマンの外角低めに外れた投球はバックネットに直撃。慌てて後方を振り返った捕手ジャンセンのミットにダイレクトで入った。本塁突入するウルシェラ。タイミングはアウトだったが、スライディングしながら左足をホームへ。背中を反らせてジャンセンのタッチを避けた。球審は一度アウトと判定したが、リクエストでセーフに。これが決勝点となった。
MLB公式ツイッターは「ウルシェラ、どうやったんだ?」と動画付きで紹介。「捕手が、本塁じゃなくて彼の胸にいったのが悪い」とウルシェラの胸付近にタッチにいった捕手のジャンセンへのツッコミも多々あったが、ファンからは華麗な身のこなしを見せたウルシェラへの称賛の声が集まった。
「私はあの場で実際に見たけど、彼はすごかったよ」
「走者に行かないで、本塁を守らないと」
「彼は最高の三塁手だからね」
「ジオは魔術師」
「ジオはイイよね」
「ジオは神だ」
「本塁の後ろでの猫みたいな動きがすごい」
「いいスライディングだけど、タッチは最悪」
この試合で田中将大は6回4安打2失点で6勝目。日本人3人目のメジャー通算70勝目(39敗)に到達した。田中の節目の勝ち星を助ける好走塁となった。