カブス傘下から自由契約の田澤純一、去就どうなる? 米記者「どこかで投げることに…」
米「CBSスポーツ」のカルカテラ氏が去就を予想
11日(日本時間12日)にカブス傘下3Aアイオワから自由契約となった田澤純一投手。昨季終了後にエンゼルスからFAとなり、カブスとマイナー契約を結んだものの、今季はここまでメジャー昇格はない。現在、去就は未定となっている右腕だが、米メディアは「どこかでまた投げることになっても、それほど驚かない」と予想した。
今季はカブス傘下3Aのアイオワで19試合に登板し、1勝0敗5ホールド1セーブ、防御率4.00。初登板となった5月12日から4試合連続無失点をマークしたが、6月に入って3試合連続失点するなど調子を落とし、自由契約となった。
米メディア「CBSスポーツ」電子版でクレイグ・カルカテラ氏が「カブスがジュンイチ・タザワをリリース」として田澤の自由契約をレポート。カルカテラ氏は「私は彼がシカゴ・カブス傘下に所属して、アイオワで投げていることさえ知らなかった。カブスは、彼と春季キャンプの終わりにマイナー契約をした。彼の3Aでの成績は、18回を投げ、防御率4.00、K/BB率17/6だった」と今季の3Aでの成績を伝えた。
メジャー通算388試合に登板し、21勝26敗89ホールド4セーブの実績を誇る田澤。今後の去就についてカルカテラ氏は「彼が、今後、まだ何かできることが残っているかは分からない。しかし、最近の多くのチームでのプルペン不調を考えると、彼が、どこかでまた投げることになっても、それほど驚かないだろう。たとえ、それが、再度のマイナー契約であっても」とし、多くの球団がリリーフで苦戦を強いられている現状なら、田澤を獲得する球団はあり得ると予想していた。
(Full-Count編集部)