ホークス二保、連敗ストップに自信「試合を作れる感覚はある。1イニングでも1人でも」
5日オリックス戦では今季初勝利 中継ぎ経験豊富で「楽しみを抑えて、試合で一気に出す」
■ソフトバンク – 日本ハム(16日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの二保旭投手が16日、ヤフオクドームで行われる日本ハム戦に先発する。今季4度目の先発となる二保は5日のオリックス戦に続く2勝目を目指す。
二保はここまで3試合に先発登板して1勝1敗。6月16日DeNA戦は5回2/3を4安打2失点、5日オリックス戦は6回3安打1失点と、しっかりと試合を作ってきている。「試合を作れる感覚はあります。球数が増えないようにという感覚も出てきました。自分がやるべきことは、1イニングでも1人でも多く投げること」と、先発としての役割に自信をみなぎらせる。
17日は北九州市民球場での開催。行橋市出身の二保にとっては“準地元”といえる球場だが「こっち(ヤフオクドーム)の方が慣れていますし、すんなり入れると思います。僕は変化球が多いから、風に影響されることもあるし」と、ヤフオクドームでの登板となったことを歓迎した。
5月28日の今季初登板以来、間隔を空けながら先発として奮闘してきた。中継ぎ経験が豊富な二保は「早く投げたいという気持ちが強いんですけどね」と笑いながらも「楽しみを抑えて、(先発登板の)試合で一気に出すという感じでやっています」と語った。前回登板では今季初白星もつき、早く投げたいという気持ちは余計に強かったのだろう。その気持ちを16日の登板で「一気に出して」チームの連敗ストップに挑む。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)