日米大学野球 18Kの米国 指揮官が侍J森下に脱帽「両サイド使うのうまい」
第1戦は日本が先勝 好投手・マイヤーも落胆「正直イライラしている」
第43回日米大学野球選手権大会(全日本大学野球連盟、読売新聞社主催)が16日、愛媛・坊っちゃんスタジアムで開幕。侍ジャパン大学日本代表が米国大学代表を3-0で下し、先勝した。試合後、大学米国代表のマクドネル監督は大学日本代表のエース・森下暢仁投手について「両サイドををうまく使い、スピードに変化を付けている」と脱帽した。
トータルで18三振を喫して敗れた米国大学代表。会見場に現れた敵将は肩を落としていた。「ファストボールが良かったね。5回くらいでようやく慣れてきたところで投手を1イニングずつ替えられてしまったから、我々は大変だった」。森下以降、タイプの違う4人の投手と1イニングずつ対戦。的を絞れないまま、三振数だけが増えていった。
米国先発のマイヤーも2020年のMLBドラフトの上位候補の一人。5回2失点と粘りの投球を見せたが、敗戦投手に。「負けた悔しさから正直、イライラしています。僕も三振を取る投手なのに、日本を相手に三振を思うように取れなかった。今後アジャストしていきたい」と次戦登板での巻き返しを誓っていた。
(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)