大谷、先制打&20度目マルチ! 一問一答「普通のことを100%できるバッターがいいバッター」
初回の第1打席で先制の適時内野安打、第2打席では痛烈な中前打で今季20度目のマルチ安打
■エンゼルス 7-2 アストロズ(日本時間17日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地アストロズ戦に「3番・DH」で10試合連続スタメン出場。先制タイムリーを含む4打数2安打1打点1盗塁の活躍を見せ今季20度目のマルチを記録した。試合後の主な一問一答は以下の通り。
――オールスター休みを終えてマルチをマークした
「今日は打席の感覚良かったんじゃないかなと。打ち取られた打席も悪くない」
――試合前はブルペンで投球
「強度も徐々に上げていく。少しずつステップアップしていきたい」
――スピードガンも図っていたが?
「強度を計る上では数字が出るので。それより上げないようにとか。もう少し強くいこうとか。これより上げないようにという一つの基準」
――この日は大谷選手のボブルヘッド人形が配布された
「まずは配られるような選手になりたいと思う。それはすごく光栄なこと。チームにとってそういう選手になるってことは大事なこと。そういう日に打てたのはよかった」
「もらった人が喜んでくれれば」
――初回のタイムリーについて
「最初は外野フライ打ちたいと思っていたが、インプレーになれば何でも点が入る感じだったので何でもいいのでインプレーにしたかった」
――初球を積極的に打っていった
「常に持っているので。どのカウントでも甘い球は打ちに行きますし。厳しい球にはなるべく手を出さないのは普通の事。そういう普通のことを100%できるバッターがいいバッターじゃないかなと」
――後半戦はノーヒットノーランで勝利するなど
「うーん、あるんじゃないですかね。点の取り方もそうですけど残塁も少ないですし。当たりも決して、僕のもそうですけどいい当たりじゃなくてもヒットになったり打点になったりとか多いんじゃないかなと」
――一塁へ走る時に考えていることは?
「セーフになるんだという気持ちです」
――走塁では手から帰塁する場面も多くなったができることが多くなった
「できるようにはなってないので。本当はダメなので。突発的なプレーなので。そういう時はもちろん、アウトになってはいけないのでやりますが基本的には帰塁することを考えている」
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)