危険タックル野手への“報復死球”にア軍監督激怒! 「報復合戦に全力ということなら上等」

エンゼルス-アストロズ戦で乱闘寸前の騒動が勃発【写真:AP】
エンゼルス-アストロズ戦で乱闘寸前の騒動が勃発【写真:AP】

エンゼルスはルクロイが危険タックルを受け負傷、アストロズは報復死球?を受け激怒

■エンゼルス 7-2 アストロズ(日本時間17日・アナハイム)

 16日(日本時間17日)に行われたエンゼルス対アストロズの一戦で、報復死球を巡り乱闘寸前の騒動が勃発。大谷翔平投手もチームメートと共にベンチから出てくる事態に発展したが、ジェイク・マリスニック外野手が死球の標的となったアストロズのAJヒンチ監督は「誰もが予想していたことだ!」と激怒。「報復合戦に全力というなら上等だよ」と言い放つ事態に突入している。

 エンゼルスの4点リードで迎えた6回に事件は起きた。ラミレスの3球目のファストボールは先頭マリスニックの肩付近に直撃。死球にエンゼルスタジアムのファンは大興奮。「よくやった」という声も飛び出すほどだった。

 その後、一塁側のアストロズベンチからヤジが出たのか、一塁手のプホルスが激怒。ベンチに指を指しながら歩み寄ると、両軍のブルペンから投手陣が飛び出した。大谷らベンチからも選手がグラウンドに姿を見せ乱闘にはならなかったものの、場内は一時騒然となった。

 試合後、アストロズのヒンチ監督はロッカールームの前で怒りを隠し切れなかった。

「ジェイクの身に何かが起こることは誰もが予想していたことだ。ジェイクに今日起こったことはメジャーリーグの誰もが予期していただろう。我々の選手は意図的な行為として出場停止処分を言い渡されたのに、彼らは死球でもお咎めなしじゃないか」

8日の試合ではマリスニックが捕手ルクロイに危険タックル、MLBから2試合の出場停止処分を受ける

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