危険タックル野手への“報復死球”にア軍監督激怒! 「報復合戦に全力ということなら上等」

8日の試合ではマリスニックが捕手ルクロイに危険タックル、MLBから2試合の出場停止処分を受ける

 伏線はあった。マリスニックは7日(同8日)のヒューストンでの前回対戦で、8回に三塁走者として右飛でタッチアップ。クロスプレーで捕手のルクロイと激しく衝突し、ルクロイは脳震盪と鼻骨骨折の重傷を負った。コリジョンルールで生還は認められなかったものの、エンゼルスのオースマス監督が試合後に激怒する事態となり、マリスニックはMLBから2試合の出場停止処分を受けた。しかし、本人は故意ではなかったとして異議申し立てをしていた。

 ラミレスの死球を報復狙いの故意とヒンチ監督は認識。審判からペナルティが与えられない事実に憤然としていた。

 報復プレーはメジャーの不文律となっているが、「今の時代の選手を気の毒に思うよ。最高の時代とは決して言えない。時にはキャッチャーに激突してもいいし、二塁にスライディングしても問題ない。二塁よりもずいぶん離れたところにスライドしてもお咎めなしの時もある。処分が出るときもあれば、出ないときもある」と持論を展開。審判によるルールの適用基準が曖昧な現状に怒りを露わにしていた。

 同地区のライバル同士の両軍で今シーズンあと12試合も直接対決が残されている。ルクロイの重傷をきっかけに、復讐の連鎖が生まれようとしている。

「彼らは故意に死球をしても、警告もなければ退場も出ない。残念だ。規律がなければ、次に問題が持ち越されてしまう。報復合戦に全力ということなら上等だよ」

 若き知将として知られるヒンチ監督もこうも言い放った。ア・リーグ西地区に大きな遺恨が生まれてしまった。

(Full-Count編集部)

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